音楽を通して命と向き合う「「八戸でみたゆめプロジェクト・八戸でみたゆめCD」の続編「八戸でみたゆめVol.2 〜幸せな地球の物語〜」をリリースいたします。

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この物語はとても切なく悲しいけれど、だからこそ美しく心に響く音楽から始まります。

幸せは苦しみや辛さも含めて幸せなのです。

人も動物も生まれてくる時は、お母さんの苦しみの中から生まれて来ます。そして、それは喜びに包まれて祝福されて、生きて生かされる。

生まれる命は人や動物たち𓃒𓃘𓃹𓃱𓃰𓃟だけではありません。

地球の海の中では命の営みが溢れ、命の水が空の雲になり、雨になり、霧になり、花になり、森になりそしてまた新しい命に受け継がれる。生と死は織りなす縄の様に　そんな壮大な作曲家西上和子のワンダーランドを是非多くの皆さまに体験して頂きたいと思います。

心を潤す一枚に加えて頂けたら嬉しいです

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八戸でみたゆめVol.2 〜幸せな地球の物語〜　Happy story of the earth

① さだめ　 ／西上和子 （S.Sax.+A.Sax.+Fg.)［2:42］

② アダージョ　（交響曲第2番より）／S.ラフマニノフ　編曲石川亮太 （S.Sax.+Pf.)［5:10］

「幸せな地球の物語」

③海 〜Blue〜　　 ／西上和子 （S.Sax.+Fg.+Pf)［8:58］

④ Flower／西上和子 （S.Sax.+Cello+Pf)［3:34］

⑤ グリーン 〜森の祈り〜 　／西上和子 （S.Sax.+Fg.+Cello.+Pf.)［6:21］

⑥ Happiness 〜誕生〜 ／西上和子 （Cello+Pf.) ［3:11］

⑦ Trio de Souhait ／西上和子 （A.&S.Sax.+Fg.+Pf.) ［8:51］

⑧ プロローグ　〜A.SaxophoneとPianoのための〜 　／西上和子 （A.Sax.+Pf.)［2:36］

⑨ 「アンダンテ」オーボエとファゴットとピアノの為の三重奏曲より 第二楽章　／F.プーランク（S.Sax.+Fg.+Pf.)［4:16］

⑩ ロンドンデリーの歌 ／アイルランド民謡　編曲石川亮太 （A.Sax.+Pf.) ［5:18］

⑪ キミと月を見ていた　     ／光田健一（S.Sax.+Fg.+Pf.)［6:21］

⑫ You raise me up　／ロルフ･ラヴランド 編曲西上和子（S.Sax.+Fg.+Pf)［4:51］

サクソフォン　中村均一
ファゴット　森　純一
チェロ　寺田達郎
ピアノ・作曲　西上和子
サクソフォン 　瀬川香織(賛助出演）

小鳥(特別出演）

レイアウトディレクター　八尾有祐
ジャケットデザイン：岩本徹　森斐奈子　
題字：小林順子（寄贈）

エンジニア：樺山潤一郎
スタッフ: 岡本謙　安達万純  植村栞菜　

録音：相模湖交流センター ラックスマンホール
           秩父ミューズパーク音楽堂

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🌍🌏🌎🌍🌏🌎［幸せな地球の物語］のお話し🌏🌎🌍🌏🌎🌍

かねてより自由に、そして時間をかけて書きためた地球の水の輪廻を描いたオリジナル組曲。奏者の音色から、まるで目の前に自然の風景が広がっているような、あるいは、風景画の中に迷い込んだような、そんな時間（とき）が流れると幸いです。　　[西上和子]


3..海～blue～
大きな海から全てが始まる。波、風、大きな生き物、小さな魚たち、生命力溢れるシーンをサクソフォンとファゴットの音色に乗せて表現した情景的スペクタル作品です。

4.Flower
美しい儚さ、一瞬のきらめき、夢のような世界観、そして切なさを感じさせる旋律と艶やかな音色。歌心溢れるメロディーに、風景画の背景を薄くぬったようなわずかなタッチをシンセサイザーが加え、ピアノが全体を包み込み、心に染み入るようなサウンドを描きました。

5.グリーン～森の祈り～
森の世界に誘う、エネルギーに満ちたインパクトのあるイントロにより、舞台は始まる。夜明け前の静寂の森に、緩やかな三拍子での旋法を用いた各パートのメロディが顔を出し、そして混ざり合い、森全体に木の温かい響きがこだまする。
やがて夜が明け、明るさと動物たちのコミカルな情景が広がり、躍動感と色彩感のあふれるアンサンブルが踊り出す。そして終結部は静寂な世界へ祈りを込めて音を紡ぎましたが、作曲時、作者自身の意思とは別次元の音がどこかから降り注がれた。最後は導かれたかのようにハ長調に終結、昇華していく。CDフルメンバーでの編成です。

6.Happiness ～誕生～
チェロとピアノ編。生命の誕生を喜び歌う、温かいハートフル小作品。
緩やかな三拍子のリズムは、グリーンからの流れの中で紡ぎ出され、柔らかい雰囲気の上に抒情的なチェロの旋律が幸福感たっぷりに歌い上げる。

＊八戸でみたゆめVol.1に収録されました「霧雨」も「この幸せな地球の物語」の連作の一部となり、本来はグリーンの前に置かれます。